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ブロードウェイミュージカル「ボニーアンドクライド」あの有名曲を分析!!

エンタメ

“Dyin ain’t so bad” (死ぬのもそれほど悪くない)

ブロードウェイミュージカル「ボニーアンドクライド」でヒロイン、ボニーが歌うこの曲。
Dyin ain’t so bad (死ぬのもそれほど悪くない)

2幕後半、終盤に差し掛かったところで「(恋人クライドに残されて)一人きりで生きるくらいなら、彼とともに死ぬのも悪くない」と歌います。
英語歌詞がこちら↓

Dyin’ ain’t so bad
Not if you both go together
Only when one’s left behind
Does it get sad
But a short and lovin’ life
That ain’t so bad

I only hope to God
That I go first
I couldn’t live on memories
I’m sorry
But I’m not that strong
There are some things in life
You can’t replace
A love like ours don’t happen twice
When all his days are through
Mine will be, too

Cause dyin’ ain’t so bad
Not if you both go together
Only when one’s left behind
Does it get sad
But a short and lovin’ life
That ain’t so bad

I’ve met boys who talk ’bout
Farms and horses
They don’t do much for me
I don’t need to end up in a rocking chair
Seems you get to live your life just once
If that’s how it’s gotta be
Then I’d rather breathe in life
Than dusty air

Dyin’ ain’t so bad
Not if you both go together
Only when you’re left alone
Does it get sad
But a short and lovin’ life
A short and lovin’ life
That ain’t so bad

日本語に訳してみると

先ずは訳詞をしてみましょう。↓

死ぬのもそれほど悪くないわ
2人が一緒にあの世に行かないなら、
1人残されたら悲しみに満ちてしまう
でも、短くても愛に満ちた人生なら
それって悪くないわ

神様にはあたしがお先に行くように、
それだけを望んでる
思い出だけ抱えて生きて行くことなんてできないと思うわ
残念だけど、あたしってそんなに強くない
人生には替えが効かないことってあるわ
あたしたちのような恋は二度は起こらない
彼の人生が終わるとき
あたしの人生も終わるわ

死ぬのもそんなに悪くないわ
2人が一緒にあの世に行かないなら、
1人だけ残されたら悲しみに満ちてしまう
でも、短くても愛に満ちた人生なら
それって悪くないわ

平凡な世界しか知らない男と色々付き合ってきたけど
あたしが満たされることはなかった
ロッキングチェアに座って人生を終えたくなんてない
この人生を一度しか生きられないのなら
もやの中でなんて生きたくない

死ぬのもそれほど悪くないわ
2人が一緒にあの世に行かないなら、
1人だけ残されたら悲しみに満ちてしまう
でも、短くても彼と愛し合う人生
短くても愛に満ちた人生なら
それって悪くないわ

訳してみての考察

改めて日本語に訳してみると、ボニーの人生観、強さ、繊細さ、そして何より恋人クライドへの特別な思いが力強く表現されているのが感じられます。

特に印象的なのはこちらのラストのサビの前のブリッジ部分。↓

I’ve met boys who talk ’bout
Farms and horses
They don’t do much for me
I don’t need to end up in a rocking chair
Seems you get to live your life just once
If that’s how it’s gotta be
Then I’d rather breathe in life
Than dusty air


who talk ’bout farms and horses」は直訳すると「畑やら馬やらについて話す」となりますが、堅実に農業なりを営んで暮らす男性のことを指すと考えられます。また「I don’t need to end up in a rocking chair」とあるように、歳をとったときにロッキングチェアに揺られて過ごすような人生は生きたくないとボニーは言っているのです。誰もが見たことのあるよくある人生、そういうものではなく、たとえ短くても自分自身が心から愛することのできる人生を生きたいと。世の中の幸せの形に左右されず、自分自身が信じる幸せを追い求めようとするボニーの姿はとてもたくましく、魅力的に映ります。そしてその幸せにはクライドという男性が必要不可欠なんです。

恋人クライドは平凡とは程遠い男性ですし、悪事を働いて何度も警察に捕まるような、ハラハラさせてくる存在です。そんな男性を愛し、波乱万丈な人生を送るボニーですが、それが自分の求めることであり、彼と一緒に死ねるのならそれも悪くないと語ります。

繊細でありながらも自立した、たくましく強い女性であるボニー。クライドとの愛を心から信じ、自分の求める人生を生きる姿には涙します。彼女の確固たる信念が感じられる、エネルギーに満ちた一曲です。

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